ロートレックの幻の猫と猫好きスタンランの猫

今回の記事では、
ロートレックの描いた猫の作品と、
ロートレックと似ている画風の
スタンランの猫の作品を紹介します。

ロートレックが好きな方、
猫が好きな方必読。

ロートレックとスタンランの猫たち

同時期に活動をしていた
フランスの画家

ロートレック(Lautrec)1864-1901

スタンラン(Steinlen)1859-1923

親交があったことで、
画風も似ている二人です。

この二人の猫の絵を紹介。
特にスタンランは猫が大好き。

猫好きには要チェックの画家です。

ロートレックの「猫と踊り子」

パリのナイトクラブの歌手
アイルランド人の
「メイ・ベルフォートと黒猫」

May Belfort 1895
↑メトロポリタン美術館所蔵
May Belfort 1895
↑イエール大学美術館所蔵

↓ここで全作品を見て見つけた
ロートレックの描いた猫はこの作品だけでした。
wikiart.org/henri-de-toulouse-lautrec/all-works

ロートレックの猫だけ絵画は幻?

wikiartには載っていない
ロートレックが猫だけを描いたものを見つけました。

見つけたのですが…

検索を工夫したものの、
3枚の画像だけしか出てきません。

本当にロートレックの絵なのか?
誰か教えてください。
https://www.pinterest.fr/pin/68609594301546386/
Diabolici, freudiani, vegani… Settemila anni di gatti nell’arte
https://reproarte.com/en/paintings/kitty-minette-detail

もう一枚は
オークションハウスのクリスティーズのサイトにいました!
Henri De Toulouse-Lautrec (1864-1901)
2015年に出品されています。

こちらも検索で
これしか出てこなかったのですが…

現在はプライベートコレクションで、
公開していないということかな?

(おまけ)ロートレックの「犬」

ロートレックの描く動物で
一番多いのは馬ですが、

犬だけの絵も残されています。


↑個人所蔵

↑個人所蔵

猫もそうですが、
お友達のペットを描いてプレゼントして、
その子孫がそのまま持ち続けている…とかかしら?

日本語と英語では文献見つけられず…。
フランス語にもし記述があったら教えてほしいです。

スタンランの黒猫ポスター

ロートレックが描いたと
間違われがちなこのポスターは、

スタンランの作品です。

モンマルトルにあった
キャバレー「ル・シャ・ノワール」

そこのポスターを手がけたのが
猫が大好きスタンランでした。

Poster for the tour of Le Chat Noir
↑ゴッホ美術館所蔵

ロートレックは「ル・シャ・ノワール」の
歌手でコメディアン
「アリスティード・ブリュアン」のポスターが有名です。

でもお店の名前の意味「黒猫」を描いたら、
猫大好きスタンランの方が
魅力的な猫を描けたのでしょう。

他のスタンランの猫の作品を見比べても
このポスターの猫の、
コミカルとまでは行かないデフォルメが絶妙ですよね。

Prochainement la très illustre Compagnie du Chat Noir
↑ワシントンD.C.、
ナショナル・ギャラリーも所蔵

スタンランはどんだけ猫好き!?

スタンランの多くの作品の中の
多くの猫の一部を見てみましょう。

猫が好きなのがよくわかります。

スタンランは1900年から10年間、
彫刻も作成していましたが、
彫刻も猫を作っちゃう。

Theophile-Alexandre Steinlen (1859-1923) » Sculpture
↑スタンランの猫の彫刻がまとめて見れます。


Compagnie Française des Chocolats et des Thès
↑メトロポリタン美術館所蔵

Théophile Alexandre Steinlen (Swiss, 1859 – 1923), The Cats: Tsching, Batzar and Blanc-Blanc, charcoal, Rosenwald Collection 1943.3.8031

The Cats: Tsching, Batzar and Blanc-Blanc
↑ワシントンD.C.、
ナショナル・ギャラリー所蔵


At La Bodinière (A la Bodinière)
↑ゴッホ美術館所蔵

↓サンフランシスコ美術館は
スタンランの作品も猫の絵も多いので、
直接美術館のサイトを見てください。

猫のスケッチが、
まるで北斎漫画の様ですが、
スタンランも時代的に浮世絵の影響は受けていたでしょう。
Théophile Alexandre Steinlen

スタンランの作品数が多いのは風刺画も描いていたからです。

まだまだあるスタンランの猫たち

ロートレックとスタンランの猫たちのまとめ

ロートレックの描いた歌手と猫の作品と
幻の猫の絵2作品の紹介。

ロートレックと親交もあり、
画風が似ており、
同時期にポスターを描いていた
スタンランの猫の作品を紹介しました。

キャバレー「ル・シャ・ノワール」の
有名な黒猫のポスターは、
スタンランの作品でした。

スタンランは大の猫好きなのが
よーくわかる作品がたくさんあるので、
パブリックドメインをいいことに
沢山貼り付けておきました。

でも正直言って
画力はロートレックがずば抜けていたので、
それが後世の評価に繋がっていますね。
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