ニューヨークで出会うピカソの作品:選り抜き4点



ピカソの作品をニューヨークで探しましょう。

ピカソはスペイン出身の
フランスで活躍した芸術家。

ギネスブックに記録が残る程の
作品量のピカソなので、
(その数15万!)
世界中にピカソの作品は散らばっています。

その中でもニューヨークで見た方が良い
ピカソの作品の選り抜き4点を紹介します。

ピカソの作品は絵だけではない

ピカソと言えば、

このような福笑いの様な絵が
浮かぶ方も多いでしょうが、

彫刻や陶器の作品も沢山あります。

ウィキペディアによれば、

生涯におよそ1万3500点の油絵と素描、10万点の版画、3万4000点の挿絵、300点の彫刻と陶器を制作

すごい量ですよね。

多作であるピカソのもう一つの特徴は
「キュビズム」と言う
美術運動の創始者であることです。

通常一つの視点から物事を見て
平面に表しますが、
多数の視点を平面に表したのが
「キュビズム」です。

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サイト内関連リンク
現代アート・5つのスタイル別ダウンロード「壁紙」
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メトロポリタン美術館のピカソ選り抜き1枚

メトロポリタン美術館の、
ピカソの作品展示の特徴は、

近代美術のコーナーと、
現代美術のコーナーに別れて展示されていることです。

ピカソのキュビズム前の作品は
ゴッホやモネなどともに
近代美術のコーナーに展示され、

キュビズムの作品は
現代美術のコーナーの展示となっています。

そんなメトロポリタン美術館で選り抜きの一点は

ラパン・アジルにて,1905年
(At the Lapin Agile,1905)

ムーランルージュのポスターで有名な、
ロートレックの影響をピカソが受けている
若かりしピカソ(24歳)の作品です。

ピカソ初期の作品なので、
近代美術コーナーに展示されています。

芸術家の溜り場ラパン・アジル
キャバレー「ラパン・アジル」の近くに
「バトー・ラヴォワール」と言う
ギャラリー兼アパートがあり、

そこに、キュビズムを生んだ
ピカソとジョルジュ・ブラックが住んでいました。

ラパン・アジルはキャバーレーと言うより
シャンソンを聴くライブハウス。

そこがバトー・ラヴォワールに住む
芸術家達のたまり場となっていました。

ラパン・アジルは
キュビズム誕生の地でもあるのです。

↑ラパン・アジルの看板

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サイト内関連リンク
ロートレックについて書いています。
愛ある3人のグラフィックアート作品
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↓メトロポリタン美術館のピカソの解説

モマのピカソ選り抜き1枚

モマ(MOMA/ニューヨーク近代美術館)
が所蔵するピカソの代表作として、
今回選んだのは、

「アビニヨンの娘たち」
Les Demoiselles d’Avignon 1907

アビニヨンは
スペイン、バルセロナにある道の名前。
そこは売春宿の多い場所でした。
この娘達は売春婦ですが、
右2人は顔が違います。

アビニヨンの娘達に人間の原始的な物を見出してか、
原始的な芸術、アフリカの部族のマスクになっています。

まだキュビズムが確率する前の作品で、
キュビズムを生み出すきっかけとなった
貴重なピカソの作品の一つです。

↓モマの公式動画で
キュレーターが説明しています。
英語ですが、絵が詳しく見れます。

アウトドアのピカソ選り抜き1点

ニューヨークにあるピカソの作品は
美術館だけではありません。

パブリックアートとして
10メートル以上の巨大な
ピカソの彫刻を見ることができます。

Bust of Sylvette(シルベットの胸像)

場所はブリーカーとハウストンに挟まれた
NYUが所有するアパートの中庭にあります。

住所:NYU Silver Towers, Bleecker St, New York, NY 10012

グリニッジビレッジやソーホーの
観光ついでに足を伸ばすことができます。

アパートメントに挟まれ
住人が多く行き交う場所なので、
近所に住んでいましたが、
しばらくピカソの作品だとは気がつかなかった程です。

国連のピカソ選り抜き1点

マンハッタンのイーストリバー沿いにある、
国際連合本部(United Nations Headquarters)には、

ピカソの「ゲルニカ」のタペストリーが
安全保障理事会会議場前に展示されています。

オリジナルはモノトーンですが、
こちらのタペストリーは茶色のトーンになっています。
Guernica Tapestry

チケットを購入しガイドを予約することで、
誰でも見学できます。
日本語での案内もありますよ。

オリジナルの「ゲルニカ」はNYにあったことがある

現在オリジナルの「ゲルニカ」は
スペインのソフィア王妃芸術センターが所蔵しています。
Guernica / Museo Reina Sofia

1939年からアメリカに送られ
「ゲルニカ」は人気を博し、
アメリカで展示をしている間に、第2次世界大戦が始まり、

ピカソの意向で戦渦を逃れるため、
ニューヨーク近代美術館(モマ)に保管されていました。

その後ヨーロッパの回顧展、
ピカソの死去、
スペイン議会が返還を要請などがあり、

1981年にスペインに返還されました。

↓ゲルニカを詳しく解説しています(英語)

ニューヨークのピカソの作品選り抜き4点のまとめ

ニューヨークでピカソの作品を楽しむために、
選りに選抜いた4点の作品を紹介しました。

メトロポリタン美術館、
ニューヨーク近代美術館(モマ)
この2つは美術館ですので、
紹介したピカソの作品以外にも沢山のピカソの作品が見られます。

グリニッジビレッジのピカソの作品は
パブリックアートとして、
日常に馴染んだ展示でした。

国際連合本部にはガイドツアーがあり、
それに参加すると、
ゲルニカのタペストリーが見られます。

ピカソはギネスブックに載る15万点物作品を残した芸術家です。
テーマを見つけて絞って鑑賞すると、
ピカソを理解しやすいですし、
違う楽しみも見つかりますよね。

ニューヨークに観光予定の人も、
ピカソ好きの人も、
参考にしてみて下さい。


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