バルセロナだけじゃない11大ピカソ美術館

今回の記事では、
世界にある11の”ピカソ美術館”
を紹介します。

スペイン/フランス/スイス/ドイツ/日本

この5カ国でピカソを楽しみたい方必読です。

バルセロナだけじゃない世界のピカソ美術館

ピカソ美術館で有名なのは、
バルセロナとパリの「ピカソ美術館」
かも知れませんが、

ギネス記録にもなっている
大量なピカソの作品を所蔵するのには、
これだけでは足りなかったのかもしれません。

[スペイン]マラガの「ピカソの生家」

ピカソの生まれ故郷、
スペイン南部アンダルシア地方の
「マラガ」と言う地域に生まれ、
ここに10歳ぐらいまで住んでいました。

「Fundación Picasso(ピカソ財団)」では、
「生家」としてピカソの家族や、
子供時代のことがわかります。

ピカソの絵が上手すぎて
描くのを止めてしまった画家だった父親。
その父親の絵も展示されているそうです。

↓ピカソ財団マラガ(英語)
Fundación Picasso

ピカソ財団は200人以上のアーティストの、
4千以上の作品を所蔵しています。

生家の展示と別に、
企画展示の場所があり、
様々な企画展が行われています。

日曜日の午後4時からは入場無料になります。

[スペイン]16世紀の宮殿にある「ピカソ美術館マラガ」

ピカソの家族からの285作品の寄付から始まった美術館。

ピカソという人物に興味があれば
大作をどーんと一枚見るのとは違う味わいがあります。

作品数は少なく小さい美術館ですが、
その建物は、
16世紀前半に建てられたブエナビスタ宮殿。
歴史ある建物の中の美術館なので、
ピカソファンではなくても楽しめるのではないでしょうか。

オーディオガイドには日本語もあり。
日曜、閉館前2時間は無料。
↓ピカソ美術館マラガ(英語)
Museo Picasso Malaga


たくあんとくもりさんによる写真ACからの写真

[スペイン]本人の思い入れがある「ピカソ美術館バルセロナ」

ピカソはパリへ行く前の
青年時代をバルセロナで過ごしました。

当初はマラガに大規模なピカソ美術館の計画があったのですが、
ピカソ本人がバルセロナが適していると選んだそうです。

↓ピカソ美術館バルセロナ(英語)
Museu Picasso

美術館の建物は中世の宮殿を改造して
歴史的にも優れいていますので、
ピカソファンではなくても楽しめるでしょう。

常設で3500点以上の展示があり
初期から青の時代の
ピカソ前期の作品が充実しています。

この中でも有名な大作は
↓ディエゴ・ベラスケスの「ラス・メニーナス」

…から発想された
ピカソの「ラス・メニーナス」の58枚の連作が展示されています。

↓ピカソの「ラス・メニーナス」の解説(英語)をしています。

[スペイン]友達への贈り物「ピカソ美術館ブイトラゴ・デ・ ロソヤ」

マドリードの北約70kmにあるピカソ美術館

ピカソの友人のエウヘニオ・アリアスさんが
ピカソから送られた作品を寄付したことで出来た美術館です。

↓公式サイト(スペイン語)
Museo Picasso BUITRAGO DE LOZOYA

作品というよりも贈り物。
大きな美術館の作品には及ばない物ばかりですが、
人間ピカソのわかる展示だと思います。

↓こちらのブログでどのような美術館か
わかりやすく写真と共に書かれています。
ピカソ美術館 エウへニオ・アリアス・コレクション(ブイトラゴ・デ・ロソージャ)

[スペイン]キュビズム誕生の地「ピカソ美術館オルタ」

1909年ピカソは恋人ともに訪れた、
カタルーニャ州にあるオルタ・デ・サン・ジョアンで刺激を受け、
かの「キュビズム」を生み出しました。

↓公式サイト(英語)
Centre Picasso

コレクションはオルタで作製した
キュビズムの作品が中心になっています。
↓キュビズムはこの様なカクカクの絵ね。

キュビズムに興味のある方は誕生の地として
行く価値のあるピカソ美術館です。
ピカソに興味が無いと…かなりの田舎の小さな村です。

↓美術館の中の様子
What we expose

[フランス]有名作品目白押し「ピカソ美術館パリ」

パリにあるピカソ美術館は、
ピカソの遺族が寄付をしたのではなく、
相続税として納めたものが始まりです。

↓公式サイト(英語)
Musee Picasso Paris

↓ここのサイトが完璧に紹介しています。
ミュゼ・ピカソ・パリ Musée Picasso Paris

ピカソ自身が最後まで手放さなかった
貴重な作品や有名な作品が多いです。

↑浜辺を駆ける二人の女 1922

他にも「泣く女」、「朝鮮の虐殺」など
有名な作品が展示されています。

作品数も5000点以上、
バルセロナのピカソ美術館よりも多いです。

もし、今回の11つのピカソ美術館の中で
1カ所しか行けないなら…ここですね。

元貴族の邸宅が美術館となっていますので、
ピカソ大好き!ではなくても楽しめます。

[フランス]陶芸と戦争と平和の「ピカソ美術館ヴァロリス」

カンヌ近郊のヴァロリスにある
「ピカソ美術館」または
「戦争と平和 国立ピカソ美術館」と言います。

Musée national Pablo Picasso

「陶器の町」とも言われていたヴァロリス。
1948〜1955年ピカソはヴァロリスで多くの陶芸作品を制作しました。

美術館になっている場所は
12世紀の修道院を16世紀に改築した
ヴァロリス城。

ここの礼拝堂の壁画として
「戦争と平和」は描かれています。

↓イタリア語ですが、ピカソが制作をしている所、「戦争と平和」が見られます。

[フランス]アトリエだった「ピカソ美術館アンティーブ」

カンヌから10km程離れたアンティーブにある
ピカソ美術館

Musée Picasso d’Antibes

戦後すぐの1946年、
ピカソは当時既に博物館であった、
中世からの歴史あるグリマルディ城の一室をアトリエとして借り、
そこで2ヶ月間作品を制作し、壁画も描き、
そのまま作品全て永久貸与として置いていったそうです。

かっこいい〜!

↓こちらのブログは美術館の様子がよく分かります。
【完全レポ】南仏アンティーブ のピカソ美術館。ピカソがアトリエにしていた中世の城、全体がインスピレーションの連続!

[ドイツ]リトグラフ(版画)の「ピカソ美術館ミュンスター」

ドイツの北西ミュンスターにあるピカソ美術館は
ドイツ初にして唯一のピカソ美術館です。

↓公式サイト(ドイツ語)
Kunstmuseum Pablo Picasso Münster

コレクションされているピカソの作品の多くがリトグラフ(版画)。

他にもピカソと共にキュビズムを作り上げた
ジョルジュ・ブラックのカラーリトグラフもコレクションにあります。

またピカソ、ブラック以外にも
シャガール、マティス、ミロと、
様々な画家のグラフィックに特化したコレクションがある美術館です。

ピカソとは直接関係のない土地ですが、
ピカソのリトグラフのコレクターがこの町にいたことでこの場所にピカソ美術館が出来たのです。

[スイス]「ピカソ美術館ルツェルン」

スイスのルツェンにあるピカソ美術館は
画商のローゼンガルト家がコレクションを寄贈し出来た美術館です。
「ローゼンガルト・コレクション」とも言われます。

↓公式サイト(英語)
the Rosengart Collection

ローゼンガルトさんがピカソとも親交があり、
ピカソのコレクションが多かったことから、
ピカソ美術館と言われています。

他にもマティス、シャガール、ミロなど
数多くの作品を所蔵しています。
the Rosengart Collection Artists

元スイス銀行の支店が美術館になっています。

↓ピカソと親交のあったアンジェラ・ローゼンガルトのインタビュー。


ピカソのことを語っている様なのですが…
ドイツ語なのでわかりません…。

[日本]箱根彫刻の森「ピカソ館」

箱根にある彫刻の森美術館内にあるピカソ館。
約300点のピカソ作品の中から約100点を随時展示しています。

2019年8月リニューアルが行われたので行ってみたいですね。

箱根彫刻の森美術館 ピカソコレクション

バルセロナだけじゃないピカソ美術館まとめ

スペイン、フランス、ドイツ、スイス、日本の
5カ国にある11つの
「ピカソ美術館」を紹介しました。

これだけの数の美術館が出来る程の
作品と価値を生み出したピカソに脱帽します。

グッゲンハイム美術館で行われたピカソ展で
ピカソの作品を時系列で見た時に、
最後の一枚で感じて出てきた言葉は「愛」でした。

ピカソは作品の対象(女性に限らず)に
愛を持って描いているのが、
沢山のピカソの作品を鑑賞すると気がつきます。

ぜひ、みなさまもピカソの絵は一枚だけ見て満足せずに、
様々な時期の多くの作品を観賞してみて下さい。

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サイト内関連リンク
ニューヨークで出会うピカソの作品:選り抜き4点
画家3人の「アルジェの女たち」
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