ピカソの[激]上手い絵(9歳から15歳)

今回の記事では
顔のパーツがバラバラ、
「ゲルニカ」や「泣く女」などでお馴染みの
スペインの画家、

パブロ・ピカソの子供時代の絵を紹介します。

ピカソが好きになれない人こそ必読。
ピカソの才能の始まりがわかれば、
その後の謎の絵も理解しやすいでしょう。

アートと歴史と人が好きなマミーが
パブロ・ピカソに敬意を込めて書いてます。

ピカソ子供時代の上手い絵5つ

スペインの画家

パブロ・ピカソ
(Pablo Picasso)

ピカソと聞いてイメージするのは
↓こんな絵だと思いますが、

ピカソは本当は「絵が上手い」
と、言うのも有名な話。

この時の「絵が上手い」とは
「写実的」出会ったということです。

今回はどれだけピカソの絵が上手かったのか、
9歳から16歳の絵を見てみましょう。

ピカソ8歳、右は妹のロラ
かわいい〜〜

ピカソ9歳の絵

ピカソが赤ちゃんだった時、
言葉より先に絵を描き、

初めて喋った言葉は鉛筆の意味の
「ピス」
(スペイン語で鉛筆が「ラピス」)

父親が画家で美術教師であり、
7歳からドローイングや油絵を本格的に習い始めました。

そこでピカソ自身も抵抗なく、
むしろどんどん才能を発揮していきました。

ピカソが9歳で描いた絵。

「ル・ピカドール」1890
闘牛において
馬に乗り槍で牛を刺す人が
「ピカドール」です。

一見、とても子供らしい絵に見えますが…
そうでもありません。

人と馬のバランスの良さ、
馬の筋肉が丁寧に描かれています。

観察力が優れていたことを伺わせます。
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参考リンク
バルセロナ、ピカソ美術館、年代検索

「1890」年で、検索してみてください。
は4枚のドローイングが見られます。
Museu Picasso of Barcelona/Search
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もう完成してきている、ピカソ12歳

ピカソの父親は
伝統的スタイルでピカソに美術を教え込みました。

石膏デッサンや、
ベラスケスなど巨匠の模写を沢山させたのです。

Plaster male torso 1893
艶めかしい表現をした石膏。


House in the country 1893
↑バルセロナ、ピカソ美術館所蔵

12歳の絵を紹介していたことを
忘れてしまいます。
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参考リンク
バルセロナ、ピカソ美術館、年代検索

「1893」年で検索してみてください。
教科書の落書きのようなドローイングも
大切に保存されているのがわかります。
Museu Picasso of Barcelona/Search
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もう巨匠、ピカソ13歳

父親の指導の元、
画家の巨匠たちを模写してきたピカソ。
すっかり自分のものにしているようです。


Bust of young man 1895
↑例えばこれはベラスケス的。


The old fisherma 1895
↑モンセラート美術館所蔵
忘れないでね。
13歳の少年の絵だってこと。


The barefoot girl 1895
↑パリ、ピカソ美術館所蔵
これはゴヤっぽい。


View of the port of Valencia 1895
↑バルセロナ、ピカソ美術館所蔵

1895年は
7歳だった妹のコンチータが亡くなり、
家族でバルセロナへ引っ越し、
美術学校の上級クラスへ入学できた重要な年です。

父親はピカソのためにスタジを借り、
そこでさらにドローイングの指導や美術に対する議論を深めました。

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↓ピカソの伝記全四巻の
第一巻は「神童」

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ピカソ父を超える

ピカソ13歳の頃、
ピカソが鳩のスケッチを描きかけていたものを、父親が見つけました。

この時、父親は
ピカソの画力は自分を超えたと感じ、
画家として描くことをやめました。

スペインマラガのピカソの生家では、
父親の絵を見ることができます。
↓ピカソ財団マラガ(英語)
Fundación Picasso

アーティストのサラブレットですね。
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参考リンク
バルセロナ、ピカソ美術館、年代検索

「1895」年で検索してみてください。
絵が上手いことも分かりますが、
努力の跡も沢山見られます。
Museu Picasso of Barcelona/Search
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もう完璧。ピカソ14歳


Portrait of aunt Pepa 1896


First Communion 1896

ピカソが美術学校で描いた絵です。
このレベルがピカソです。

Self-Portrait 1896

すべてバルセロナ、ピカソ美術館所蔵。
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参考リンク
バルセロナ、ピカソ美術館、年代検索

「1896」年で検索してみてください。
596枚のペインティングとドローイングが見れます。
これ以上何を求めるのでしょうか?
Museu Picasso of Barcelona/Search
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ピカソの完成。15歳


Science and Charity 1897

↑バルセロナ、ピカソ美術館所蔵

この絵は1897年にマドリッドの美術展で発表されました。

脈を取られている患者の手が長いので、
批評家は良い評価をしなかったそうですが、

後のピカソの「青の時代」では
この長い手が特徴的です。

Young Woman Holding a Cigarette 1901

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もっと「青の時代」を知りたい方向け↓

大人のピカソも
もう一度よく知りたい人向け↓

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ピカソの上手い絵のまとめ

ピカソ9歳から15歳までの絵を見ていただきました。

特にバルセロナ、ピカソ美術館に
幼少期のドローイングが大量に保管されています。

中には教科書の落書きのようなものまであり、
ピカソがどれだけ絵が好きで熱心かが分かりました。

ただの天才ではなく
努力も運もあったのはもちろんですが、

それにしても
10代でここまで描けると、
凡人が上手くなろうと
努力している段階より

さらなる先を目指すこととなるのでしょう。

ここからは勝手な推測ですが…

父親と共に
子供の頃から本格的な美術の訓練をし、
本当に子供らしい絵を
描いた期間がなかったことが、

大人になり
「子供のような絵」を目指したことと関係があるのでは?

なんて思いませんか?

最後まで記事を読んでいただき
ありがとうございました。

さらなる情報、ご意見ご感想、
体験談などコメントいただけたら嬉しいです。
Yukiyo mommy
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