これは欲しい!世界3大「花の絵画」

きれいな花は、
生花でも絵画でも良いですよね。

現代アートの花の作品も良いのですが、
ちょっとひねりが利きすぎている場合がありますよね。

と言うことで、
今回はとっておき3人の
クラッシック「花の絵画」を紹介します。

1.アルフォンス・ミュシャのバラの花
2.ブリューゲルの花束
3.後期のルドンの花

ミュシャは大好きなので
ちょっと気持ち入れすぎて書いているかもしれない私の記事です。

花の絵画と言えば?

花の絵画と言えば、
印象派の花の絵の方が
馴染みが合ったかもしれません。

3大印象派の花の絵を挙げるなら、
ゴッホのひまわり、
モネの睡蓮、
セザンヌ?ゴーギャン?
マティスの花の絵もどれも良いなぁ。

と、迷ったので、
あえて印象派を外しました。

花と美女のアルフォンス・ミュシャ

アルフォンス・ミュシャ1860−1939
チェコ生まれの
グラフィックデザイナーでイラストレーターで画家でした。

彼をグループ分けするならば、
「アール・ヌーヴォー」
古典と現代の中間に位置します。

有機的なモチーフを自然な線で描く
アール・ヌーヴォーと
女性の柔らかさは一体と化しています。

グラフィックデザインとしてのデザイン性が、
性的対象としての女性らしさを和らげている気がします。

だからこそ、
女性の私も見ていて心地が良いのではないかと思うんです。

女性の象徴の様な薔薇、
花が多め絵を選びました。

どろっとした女の部分が現れていないのが
ミュシャのデザイナーとしての力だと思います。

Rose 1898

↑パブリックドメインの作品なので、
アメリカ、日本ではダウンロードできます。
一部の国では著作権が切れていないので確認して下さい。

この作品は4枚シリーズで、
他の花は、カーネーション、アイリス、ユリ。

「ユリ」


「カーネーション」

「アイリス」だけ見つかりませんでした。
↓↓↓ミュシャ財団のページで見てください。
The flowers

日本でミュシャの絵

日本には大阪の堺市に

堺市立文化館内 
堺アルフォンス・ミュシャ館
美術館の様子が分かる動画です。


なぜ堺市が所蔵か?

今は無き「カメラのドイ」の創業者が
ミュシャのコレクターでしたが、
相続放棄により堺市に寄贈されたためです。

日本の美術館はコレクションをオープンにしないんですよね〜。
これはなぜでしょうか?

ミュシャ財団

アルフォンスミュシャの孫が設立した
ミュシャ財団がチェコスロバキアの
プラハにあります。

ミュシャ作品の保護、修復、研究、
展覧会の開催企画、
ミュシャ美術館も運営などをしています。
Mucha Museum

画家ブリューゲルはファミリーなのでややこしい

ブリューゲル家は画家一族。

ピーテル(父)その子供が
ピーテル(子)とヤン(父)で兄弟。

ヤン(父)の息子も
「ヤン・ブリューゲル」なので
ヤン(子)

あぁややこしい…ですが、
今回はヤン(父)についてとなります。

ちなみにヤン(父)の父、
ピーテル(父)が「バベルの塔」を描いた人です。

ウィーンの美術史美術館に所蔵されています。
Kunsthistorisches Museum

花のヤン・ブリューゲル(父)

ヤン・ブリューゲル(父)1568-1625年
(Jan Brueghel the Elder)
日本だと安土桃山〜江戸初期
に生きたオランダの画家。

ニックネームがあり、
ベルベット・ブリューゲル
花のブリューゲル
天国のブリューゲル

と、この中で
「花のブリューゲル」と言わしめる程
花の静物画を描いていました。

ブリューゲルの花の絵のほとんどは、
季節の切り花で、
花束となり花瓶に生けられています。

そしてその生けられた花も、
サイズや向きを気にし、
花が重ならない様に、
アレンジメントをしてから描かれています。

Bouquet of Flowers in a Ceramic Vase

チューリップバブルとブリューゲル

ヤン(父)が描いたチューリーップは
描いたハッキリした年が不明なのですが、
活動期はチューリップバブル前。
1568〜1625年
Flower vase with butterflies

チューリップバブルは
1936〜1937年
オランダでチューリップの球根が
家を買える程にまで価格が高騰し、
1937年その価格は急落しました。

ヤン(子)が模写しでた絵があります。
こちらもはっきりした描かれた年が分かりませんが、
ヤン(子)が生きた1601〜1678年にチューリップバブルが起こっています。
Still-Life of Flowers

ヤン(子)は1640年
チューリップに投資をした投資家を
猿に見立てた風刺画を描いています。
A Satire of Tulip Mania

チューリップバブルを思い、
親子のチューリップの絵を見比べると、

(父)のチューリップに対する緻密な描写と、
(子)のちょっと粗くなった描写に意味を感じますね。

妖怪からの美しい花を描くルドン

オディロン・ルドン
(Odilon Redon)
1840〜1916年
印象派の画家達と同じ時期に活動した
ボルドー生まれのフランス人画家。

初期は不気味な画風だったのですが、

年を重ねるに連れ、
優しい画風になった画家です。

その優しくなった後期に
沢山の花の絵を残しています。

ルドンの花園の秘密

ルドンは1872年(32歳)からパリに定住。
1880年結婚。
1886年子供が生まれますが、
半年で亡くなります。

しかし、1889年次男誕生。
そこからルドンの絵が変わりました。
Bouquet of Flowers,ca. 1900–1905

Vase of Flowers (Pink Background),ca. 1906

絵のタイトルが、
メトロポリタン美術館にリンクしています。

リンクから絵の下にある(↓)を押すと
高画質ダウンロードができます。

ルドンの全作品をチェックしたい方はこちら。
The Complete Works

欲しい「花の絵画」まとめ

今回欲しい花の絵画で紹介したのは、

アールヌーボーのデザイナー
アルフォンス・ミュシャの
バラの絵画「Rose 1898」

華麗なる画家一族、
「花のヤン・ブリューゲル」の
花束の絵画

不気味な前期から優しくなった
後期のルドンの花の絵画

それぞれとても個性が溢れる絵画で、
「花の絵画」と一括りにできませんね。

そうそう、花の絵画の中でも
ひまわりの絵画についてはこちらを読んでみて下さい。
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サイト内関連リンク
「ひまわり」の絵画は結局ゴッホ。世界に散らばる7つの「ひまわり」
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