アートセラピーとは?その効果について

今回の記事は、
心理カウンセラーの妖精社さんに、

「アートセラピー」について、
どの様なセラピーなのか書いて頂きました。

アートセラピーは心のメンテナンス

「ストレス社会」
と呼ばれるようになって久しいですが、

そういったストレス社会の中で
心に大きな負担がかかっている
という方も少なくありません。

体にケアや
メンテナンスが必要なのと同じように、
心にもケアやメンテナンスが必要です。

心のケアやメンテナンスに相当するのが
いわゆるセラピーになります。

セラピーにもいろいろなものがあるのですが、
ここではアートセラピーというものについて
ご紹介していきたいと思います。

そもそもアートセラピーとは一体どういうものなのか?

そもそもアートセラピーとは、一体どのようなものなのでしょうか?

アートセラピーというのは、文字通り、
アートを用いたセラピーのことを指します。

セラピーとは、治療。療法。
薬や手術などによらない心理療法や物理療法をいう

アートというと
一般的には作品を眺めるイメージが強いかと思いますが、

アートセラピーでは
心に問題を抱えている側、
セラピーを受ける側である
クライアントが作品を作ることになります。

絵を描いたり、
切り絵をしたり、
粘土で形を作ったりと
その表現は多岐に渡ります。

アートセラピーは
心理療法のひとつなのですが、
さまざまな心理療法がある中で
比較的新しい部類に入ります。

最初に始まったのは
20世紀中頃と言われており、
ヨーロッパの英語圏が発祥となっています。

ただ、ほぼ同時期に
アメリカでもアートセラピーが始められていました。

イギリスとアメリカはもともと早い段階で
人の心理というものを研究していた国でもあるのですが、

アートセラピーと言ったときに
必ずといっていいほど名前が挙がる国でもあります。

ですが、同じアートセラピーでも
イギリスとアメリカでは
どこに重きを置いているかが違ってきます。

例えば、
イギリスでは
アートを通してのコミュニケーションを重視しているのに対して、

アメリカは
アートを作るというプロセスを治療的なものとして捉えているのです。

イギリスやアメリカに限らず、
どこに重きを置いているのかは
国によって違ってくる部分でもあります。

ただ、心のケアや
メンテナンスのためにアートを用いる
という部分に関しては、
どこの国でも共通しているものと考えていいでしょう。

もちろん、日本でもそうです。

アートセラピーで期待できる効果

アートセラピーで期待できる効果なのですが、
まず挙げられるのが
抑え込まれていた感情の解放です。

特に、今の時代は感情を抑え込み、
抱え込んでしまう方が増えています。

それが爆発すると、自分も傷つきますし、
周りをも傷つけてしまうことがあります。

アートセラピーではアートでの表現を通して、
自分の感情を発散させたり
解放させたりすることができます。

これによって、
心を浄化していくことができるのです。

また、アートセラピーを通して
自己分析や内観といったものもできるようになります。

自己分析や内観というのは、
それこそ就職活動などのときにしかおこなわないという方も多いでしょう。

ただ、今のような
混沌とした世の中だからこそ、

日常的に自己分析や内観をおこない、
自分を見失わないようにする必要があります。

アートセラピーでは、
アートを通して自分を客観的に見られるようになるのです。

他にもアートセラピーでは自尊感情を高め、
リラックス効果や好奇心といったものをもたらしてくれます。

要は、アートセラピーは失ってしまったものや
失いかけているものを取り戻すことができるのです。

正解がないからこそセラピーとしても始めやすい

日本でもようやく
心の大切さといったものが
取り沙汰されるようになったものの、

カウンセリングなどを受ける方はそう多くありません。

やはりどこかで抵抗感を持っている方も少なくないのです。

ただ、アートセラピーであれば
そういった方でも始めやすいかと思います。

というのも、
アートセラピーには正解がないのです。

どのような表現をしてもいいですし、
その表現が否定されることはありません。

図工や美術が苦手だった
という方でも問題ありませんし、

一般的なカウンセリングのように構える必要もありません。

自分の思うように表現し、
その表現から自分を見つめ直すだけのシンプルなセラピーです。

まとめ

心のケアやメンテナンスが必要な
今の時代だからこそ、

気軽な気持ちでアートセラピーを始めてみましょう。

一般的なカウンセリングよりも
ハードルが低く、気軽に始められます。

それこそちょっとした息抜きのような感覚で、
一歩を踏み出してみると
もっと生きやすくなるかもしれません。

ーーーーー
サイト内関連リンク
ボッティチェリと「花の女神」
これは欲しい!世界3大「花の絵画」
シュタイナーと水彩絵の具
蘇る30分画家、ボブロスの絵画は今でも販売しているの?
ーーーーー




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA