一年を通して、
様々な子供絵画コンクールは行われています。
さらさらと描く子もいれば、
深く考えてしまう子、
描けないと諦める子と様々だと思います。
この記事では、
子供がコンクールの絵を描く時に、
どう声をかければ良いか、
重要なポイントを3つだけお伝えします。
もくじ
子供絵画コンクールへ応募しよう
学校でまとめて送ることが多いでしょうが、
個人でも応募できるコンクールが沢山あります。
こちらのサイトで確認してみて下さい。
登竜門 絵画・アート
お子様の得意分野と
コンクールのテーマが合えば、
進めやすいですし、
あえて挑戦させてみるなど
普段使わない脳の部位への刺激になりますよ。
ポイント1:大人の先入観を与えない(でも大人の力もちょっと必要)
子供絵画コンクールの特徴は、
ただ絵を描くだけではなく、
テーマが決まっていることが多いです。
子供たちにとってテーマは
想像力を引き出すきっかけになります。
しかし大人は
テーマに対して知識と経験があり過ぎ、
固定観念ができている場合があります。
とは言え…
大きくテーマから離れてしまうことも、
子供だからこそあり得ます。
そこは大人自身が
先入観からの決めつけをしていないか確認し、
イメージができる様な「会話」が良いと思います。
例えば、テーマが
「夏の思い出」だとして。
「カブトムシ描きなさい!」
ではなく
「夏におじいちゃんの所に行ったね〜」
「一番楽しかったの何だったかなぁ?」
「あの時こんなことがあったね〜」
などなど
その結果、
カブトムシを選ぶかもしれないし、
かき氷かもしれない。
この様に持って行きましょう。
ちょっと大人のテクニックが必要ですね。
↓こちらのコンクールで試してみましょう。
かいてみよう!まもりたいしぜん 第16回 ブリヂストンこどもエコ絵画コンクール
ポイント2:汚れを恐れない(汚れない抜け道あり)
汚れを恐れることは
絵を描く上で想像力の妨げになります。
この条件さえ整えてあげれば、
子供たちは自由に描けます。
大人が子供に絵を描かせる時に
最大限配慮するのはここです。
具体的に、
・紙の下に新聞紙等を敷く。
・汚れても良い服を着る。
・汚れることを気にさせない。
(後で洗えば良いよ、と言ってあげる)
と、言うのも、
↓入選した作品を見てみましょう。
ブリヂストン子供エコ絵画コンクール受賞作
はみ出す程勢いがあるもの。
端までしっかり色をつけているもの。
細かい画力よりも、
この辺が審査する人の目に留まるのは仕方ありません。
それらの勢いを絵に表現するための
最低限の条件が
「汚れは恐れない」ことなんです。
とは言え、様々な事情があります。
汚れるわけにいかない方でも大丈夫。
デジタル絵画も受け付ける
子供絵画コンクールもありますよ。
ドコモ未来ミュージアム
ポイント3:賞を狙いすぎない(でも使いよう)
きっかけは
副賞を考えて参加しても良いと思います。
ですが、
一度絵に向かった時は忘れさせましょう。
大人の受けを狙った絵は
絵を描いている人にはすぐに分かります。
とは言え、それも子供の個性によります。
賞を狙うことで頑張れる子もいるだろうし、
そこは保護者の方の判断です。
普段絵を描かない子が
モチベーションを上げるためには、
参加賞のあるコンクールもありますので、
その目的も良いきっかけです。
住友絵画コンクールは
ルーブル美術館が目標なので夢がありますし、
参加賞もあるので参加させやすいですよ。
子供絵画コンクールまとめ
絵画コンクールの絵を子供に描かせる時の
ポイント3つをまとめました。
1:大人の先入観を与えない
2:汚れを恐れない
3:賞を狙いすぎない
これで賞がとれるわけではありませんが、
子供が持っている本来の力を
発揮させることができるのではないかと思います。
絵には正解がなく、
だからこそ、
物事に正解が無いことを学べるチャンスでもあります。
何か新しい視点を与えたい時に、
子供絵画コンクールに応募してみると
新しい発見があるかもしれませんよ。
コメントを残す