現代アートの価値が分からない!アートはどうやって見ればいい?

美術館などで現代アートを見ると、
そのアートからは何も伝わらなかったり
感じなかったりするときがあります。

アートの中には何億もするものもありますが、
なぜそれほどの高値がつくのか疑問に思ったことはありませんか?

多くの方がアートの価値が分からないと思ったことがあるでしょう。

今回は、アートはどのように見ればいいのかについてご紹介します。

なぜアートは高額?分からないよね〜

絵画などのアートには、
時折数億といった価値がつけられる場合があります。

このようにアートに高額な価値がつけられる場はオークションです。

気に入ったアートがあった場合は
オークションで落札することで手に入れることができるのですが、
その買い手は「個人」「企業」「美術館」の3種類が基本になります。

「個人」であればコレクションのため、
「企業」であれば会社の壁にかけるため、
「美術館であれば集客のため

といった理由がそれぞれ考えられます。

それらが
欲しいアートに入札していくわけですが、
ここで理解する必要があるのが
「落札価格=アートの価値」なのか?
ということです。

1,000,000円で落札されたアートより、
10,000,000円で落札されたアートのほうが良い
という認識をもってはいけません。

アートの落札価格は、

需要と供給のバランス、
美的な価値、
希少価値

の3つで構成されているのです。

[理由1]需要と供給のバランス

例えば1つのアートがあるとします。

そのアートが100,000円の価値がある
と思う人もいれば、
500,000円の価値がある
と思う人もいるのです。

そのアートを購入する方にとって、
どれくらいの価値を感じるかによって
アートの価格が決まるため、
そのアートを求めている方が多ければアートの価値も高くなります。

[理由2]美的な価値

アートの中でも絵画は
筆で描くものという概念が基本でした。

しかしジャクソン・ポロックという画家は、
顔料を垂らして絵画を製作する

「ドリッピング」

という手法を初めて使った人物で、
この手法で描かれた絵画が
21,000,000,000円もの価格がついたのです。

またルーチョ・フォンタナという画家の

「Concetto spaziale, Attese」という絵画は、
絵に裂け目が入っただけのような絵画ですが、
この絵画の価格は140,000,000円。

この画家は、
初めて絵画を切り裂いて表現したことから、
これだけの価格がついたのです。

現代アートを見て多くの方が思うであろう
「自分にもできる」ですが、

今誰かが同じようなアートをつくったとしても同じ価格はつきません。

ここもまたアートを分からなくさせているポイントですね。

[理由3]希少価値

あなたも知っての通り、
世の中で数の少ないものは
価値が高くなります。

例えば、ダ・ヴィンチの
「サルバトール・ムンディ」という絵画は
世界一高く、

その額なんと
50,800,000,000円。

ダ・ヴィンチの作品は数が少ないうえに、
そのほとんどが美術館にしかありません。

「サルバトール・ムンディ」は唯一市場に出回っている作品であるため、
ものすごい希少価値がついているのです。

希少価値はアートの中でも分かりやすいですね。

結局はコレクターグッズなどと同じで、
欲しい人が多くて数が少ないと価格は上がるのです。

コレクターグッズも「こんなのがこの値段?」ってよくありますね。

↓このコレクター心理がアートにも働いています。
ほしいものは必ず手に入れたい!コレクターの行動あるある!

[とは言え]アートが高い理由はさまざま

価格の高いアートは複数ありますが、
そのアートをネットや写真で見ただけでは
「なぜこのアートの価値が高いんだろ?」と思ってしまいます。

しかし実際に
美術館などでアート作品を目にすると、
ネットや写真からでは伝わってこない

迫力があったり、
理由も無い感動があったり、
色が前に出てくるような感覚につつまれる時があるのです。

このようにアートには
言葉にできない不思議な力があるため、
それに価値を見い出した方が
高い価格をつけて落札します。

だからアートって分からないんですよね。

またアートは画廊で売ったり
デパートで売る場合があるのですが、
外商でも取引されるデパートのほうが売り上げは高くなるのです。

このようにアートが高い理由はさまざまなのです。

現代アートが「分からない」でOK

現代アートの数は
数えきれないほど存在します。

多くのアートを1つずつ理解して
堪能している方はいないと思っていいでしょう。

山のようにアートが存在するわけですから、
分からないものがあって当然なのです。

美術館で神妙な顔をしてアートを見ている方もいらっしゃいますが、
必ずしもアートを分かっている人ばかりではありません…。

美術家の横尾忠則氏も

「アートは直感で楽しむもの」

と述べていますし、

興味がないアートについては
「分からない」でいいのです。

数億円の価値があるアートであっても無理に理解する必要はありません。

自分で興味がもてたアートを吟味するのが、
意味のあるアート鑑賞といっていいでしょう。

現代アートが分からない?まとめ

今回は、アートはどのように見ればいいのか
についてご紹介しました。

世の中には高額なアートが存在しますが、
なぜ高額になるかが
お分かりいただけたでしょう。

アート作品の価格は
いくつかの条件が重なって高額になっていることが分かりました。

またアート作品を見て、
どこに価値があるのかが
見い出せないとしても、

それは無理に見い出そうとする必要はありません。

世の中には
数えきれないほどのアートがあるため、
それをすべて理解するのは不可能でしょう。

あなたの直感で
深く鑑賞したいアートがあれば、
その作品を吟味すればいいのです。

今回の記事を参考に、
たくさんの現代アートを鑑賞して、
あなたが深く味わいたいアートと出会ってください。
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