なぜ高い?現代アートの値段の謎。

分かりにくいとよく言われる
「現代アート」

その要素の一つに「値段」がありますよね。

シンプルな絵に◯百万◯千万…。

いったいどういう仕組みで値段がついているのでしょう?
誰が買っているの?
買える値段はないの?

などなどの疑問に、
アート大好きNY在住の私が分かりやすく説明して行きます。

「現代アート」のかんたん解説はこちら。
NY在住の私が考える「現代アート」とは何か?

「現代アートと値段」の仕組み

謎に包まれたアートの値段。
どこでどうやって決まっているのでしょう?

誰が値段を決めてるの?アートの値段は2種類

現代アートの値段は2種類あります。

1. アーティストやギャラリーが最初に決める値段。

2. 一度誰かの手に渡り、再度販売される値段。

どちらが高いか安いか?
決まりはありません。

人気の出た作品は再販売では高額になったり、
逆に最初の販売価格よりも安くなることもあります。

時々オークションで高値がつくと
話題になりますが、
そこそこのお値段でしたら話題にならないのが世の常。

現代アートの全てが高値ではありません。

ギャラリーの値段

ギャラリーの中にも値段が2種類あります。

1.「プライマリー」
アーティストからギャラリー経由で販売。

アーティストの技術、作品コンセプト、市場の評価等を基準にし、
アーティストやギャラリーにより値段が決められます。

新人アーティストや
人気作家でもまだまだ値上がりしていない作品と出会える可能性があるのはこちら。

お手頃に、初めて「現代アート」を買うなら、
プライマリーギャラリーを探しましょう。

ギャラリーは各地にありますが、
インターネットギャラリーの
Tagboat

こちらを覗いてみると…
現代アートが1万円から選べます。

「値上がりウヒヒ…」と
下世話な心で買うのはよろしくないですが、

気に入った作品がひょっとしたら…
なんてことがない訳ではないのも魅力です。

株と同じく、
アーティストへの応援の気持ちで買うのも大事ですね。

2.「セカンダリー」
一度人の手に渡った物を再度売買します。
人気のアーティストの作品が欲しい場合は、
こちらのセカンダリーギャラリーの方が出会える可能性が高くなります。

ギャラリーが市場を見て価格を決めます。

どちらにしても、
美術館に所蔵されたり、
マスコミで話題になったりすると、
値段は上がって行きます。

ギャラリーの場合は
絵に合った額、送料や手数料なども予算に入れておいて下さい。

オークションの値段

こちらも「セカンダリー」になりますが、
オークションは言わずと知れた、競り方式での売買です。

オークションハウスが最低落札価格を決め、
最高額を提示すると落札できる仕組みです。

競りによる競争から加熱し、
作品の価値を超えた価格になることもあります。

必ずしも作品の技術や意義だけではなく、
話題性や希少性なども重要です。

例えば2005年に亡くなった
日本人アーティスト「石田徹也」

残念な話ですが、アーティストが亡くなれば
これ以上その人の作品は生まれません。

生前はアルバイトをしながら絵を描いていた石田徹也ですが、
死後出品された作品は1200万円で落札されています。

個人的に大好きなアーティストなので、
まさかの大富豪になれた日には
彼の作品を全部買い戻したいと思います。

余談でした。

このように、希少性はオークションの値段をつり上げます。
逆に、希少性の少ない物を狙う手があります。

例えば、アンディー・ウォーホル。

彼の作品は印刷の物が多いので、
他の現代アートの巨匠に比べると(ちょっと)安い物も存在します。

オークションに参加するには登録が必要です。
購入後は手数料がかかります。
こちらも額や送料なども予算に入れましょう。

アートを買う前に必要なこと。

ふらりと入ったギャラリーで
気に入った絵を買うも良し。

気に入ったアーティストを調べて
ギャラリーへ足を運ぶのも良し。

買う基準は自分の良いと思う気持ちです。

「値上がるかもウヒヒ…」
と、買うのは相当の目利きの方でないとよろしくないかと。

一つ気にしてほしいこと、

現代アートを原画で買うのであれば、
保管、管理も気をつけてほしいのがアートに関わる人たちの思いです。

日本のバブル期に125億円で
ゴッホの
「医師ガジェの肖像」を競り落とした方は
「自分が死んだら絵も一緒に燃やす」と公言。
イギリスとフランスのアート界から批難されました。

現代アートは
まだ歴史的評価のない物もあるので、
襟を正して文化を買う意識を持ちつつ、
それを誇らしく買うのも楽しみ方ですね。

美術館は何なの?

現代アートを私たちが買うことが出来るのは
「ギャラリー」と
「オークションハウス」です。

美術館も私たちが買うのと同じく、
ギャラリーやオークションハウス
またはアーティストから直接、
価値があるアート作品を購入します。

高額なアートを落札しているのは、
大金持ちのコレクターだけではなく、
美術館も参加しているのです。

安く「現代アート」を手に入れる方法

比較的安いと言っても、
ものすごい安い訳ではないアートの原画。

額や手数料を入れたら
それなりのお値段にはなりますよね。

おまけに、
ギャラリーに入るの緊張するし、
失敗したと思うような絵を買ってしまったら悲しいですよね。

でも、「現代アート」を身近に飾りたい。

そんなあなたに朗報です。

メジャーなアーティスト限定になりますが、
美術館のミュージアムショップならポスターが売られています。

ポスターの専門店の中から探したり、
楽天やアマゾンでも検索してみて下さい。

ポスターだけではなく、
ミュージアムショップなら現代アートのオブジェも売っています。

ニューヨーク近代美術館(MOMA)の
ミュージアームショップMOMA Design Storeは
ニューヨークはもちろん、

渋谷、表参道、京都にもあり、
日本語の通販サイトもあります。
https://www.momastore.jp/shop/

「アンディイ・ウォーホル」の
キャンベル缶のポスターや、

ゾゾの社長が買ったことで日本で有名な、
「バスキア」のポスターもありますね。

日本を代表する「現代アート」アーティスト、
草間弥生や奈良美智のグッズも売っていますね。
かわいい〜

あら、ギャラリー行かなくても大丈夫みたい?
これはこれの楽しみということで。

「現代アート」の値段まとめ

現代アートの価格は2種類ありました。

アーティストとギャラリーが決める
プライマリー価格。

再売買価格を
ギャラリーやオークションで決める
セカンダリー価格。

新人発掘やお手頃価格のアートを探すなら
プライマリーギャラリーでお気に入りのアート作品を探しましょう。

人気作家の作品が欲しいなら、
作品の数はセカンダリーの方が多いですが、
値段は高くなる傾向です。

アートを買うなら、
アーティストを応援する気持ちや、
作品を後世に受け継ぐつもりで管理ができる、
すこし引き締まった気持ちを持てるとより良いですね。

でも、そんなに頑張りたくないけど
現代アートを身近に感じたいなら、
かんたんにミュージアムショップの通販もありですよ。

一見「現代アート」の購入は
敷居が高そうですが、
アートが好きな気持ちでその敷居は下がる様です。

そして、ちょっとだけ投資の楽しみも味わえるのが魅力ですね。

次の機会にはアートは投資になるのか?記事にしたいと思います。

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