NYで「現代アート」を楽しむ5つの美術館

「現代アート」はニューヨークが発祥の地。

と、言っても過言でないことは、こちらで記事にしています。
「現代アート」はどこ生まれ?答えは「アメリカ」

「現代アート初期のアーティストは
ニューヨークに集まっていました。

現代の生きたアートを楽しむのは、
「ギャラリー」ですが、

この記事では
「現代アート」の大御所の作品はどこで楽しめるかが分かります。

NY在住、美術館も大好きな私が、
現代アートを軸に美術館の巡り方をお伝えします。

NYの美術館で楽しむ現代アート

世界最大。メトロポリタン美術館

The Metropolitan Museum of Art
メトロポリタン美術館と言えば、
歴史ある展示物のイメージが多いと思いますが、
まだ現存するアーティストの現代アートも沢山所蔵しています。

「現代アート」に属する1900年からの作品は12000点に上ります。

メトロポリタン美術館の
現代アートの間
(Modern and Contemporary Art)は
入り口から一番遠く、奥まった場所にあります。

2階は人気のある印象派の展示室の隣になりますが、企画展の間に挟まれているので、

意志を持って
「現代アート」の展示室へ行こうとしないと、
見逃してしまう可能性が高い場所です。

メトロポリタン美術館で
「現代アート」を見る場合は、
最初に地図で確認し、できるなら最初に
「現代アート」の展示室(900番台)へ行きましょう
(端から見ていると疲れてしまうので。)

1、2階部分を使い、
その空間も現代アートに適した建物になっています。

充実したコレクションと、現代アートを空間で感じられるすばらしい展示です。

パブロ・ピカソ

ピカソは19世紀絵画にも展示されていますが、

ピカソなどのキュビズム作品は
「現代アート」のカテゴリになりますので、
ピカソが好きな方は、印象派で満足せず、
現代アートまで足を伸ばして下さい。

一つだけ作品をご紹介。
Woman Asleep at a Table,1936
ピカソの愛人「マリー・テレーズ」です。
この時点でピカソはもう一人の愛人「ドラ」と出会っていたそうです。

ジャスパー・ジョーンズ

ネオダダの代表ジャスパー・ジョーンズの
「旗」シリーズです。

1950年から1951年まで兵役で軍隊に入っており、その後1955年に「旗」シリーズを作製しています。
White Flag,1955
「白旗」は3枚のパネルで作られています。
星の部分、短いストライプ、長いストライプ。
このパネルを分けて作業し、蜜蝋で接着しています。

新聞や布のコラージュもされていて、
なぜこの真っ白な板にこんなに凝ったことをするのでしょうか?

ジャクソン・ポロック

Autumn Rhythm (Number 30),1950

ポロックは、
キャンバスに筆で絵を描くのではなく、
絵の具をキャンバスに垂らすことで絵にする技法を行いました。
この技法を「アクションペインティング」と言います。

この抽象表現は大きな衝撃を与えました。

この作品はサイズが
266.7cm × 525.8cmと巨大。

実際に作品を見て、
このサイズに絵の具を垂らすことを考えてみて下さい。

現代アート専門別館。メット・ブロイヤー

The Met Breuer

メトロポリタン美術館の、
現代アート専門の分館として、
2016年にオープンした美術館です。

1966年に建築家マルセル・ブロイヤーにより建てられた、建物も現代アート作品です。

↑窓からの景色も作品のようでした。

本館から比べたら、小さいので、
その時々の企画展を確認していくのが良いでしょう。

もともと、アメリカ現代アートの美術館、
ホイットニー美術館であった場所でした。

美術館でありながら、
ギャラリーを訪れた様に、静かに現代アートを味わえます。

ホイットニー・アメリカンアート美術館

https://whitney.org/
アメリカ国籍のアーティストに限定してコレクションされています。

20・21世紀のアーティスト3500人、
23000点の作品がコレクションされています。

ジャスパー・ジョーンズ

こちらのジョーンズは205点所蔵。
代表的なのは
Three Flags

ジャクソン・ポロック

こちらのポロックは124.6×269.4cmと、
メトロポリタンに比べ小さいですが。
Number 27, 1950

ポロックは全17点所蔵しています。

アンディ・ウォーホル

ウォーホルは
マリリンやキャンベル缶が有名ですが、
この毛沢東のシルクスクリーンを
1972年に作っているという所が良いですよね。
Mao Tse-Tung

ホイットニー美術館で行われた、
アンディーウォーホルの回顧展の動画です。
Andy Warhol—From A to B and Back Again
Nov 12, 2018–Mar 31, 2019

サイズ感が分かると思います。
思っているより大きい作品が多いんですよ。

動画最後の景色は美術館から見えるハイラインです。

ニューヨーク近代美術館(MOMA)

個人的には、こちらの印象派の展示の方が、メトロポリタン美術館より好きなんです。

印象派はMOMA、
現代アートはメトロポリタンが
個人的おすすめ。

ですが、もちろん
現代アートのコレクションは最高です。

アンディ・ウォーホル

MOMAのウォーホルで印象的なのは
やっぱりキャンベル缶。

この作品も印刷物で見てるよりも迫力があります。
缶一つの絵を組み合わせた状態、
246.38cm × 414.02cmで、展示されています。
Campbell’s Soup Cans
なぜか、毎回これを背景に写真を撮りたくなってしまいます。
これもアートのパワーでしょうか!?

ロイ・リキテンスタイン

ウォーホルと同時期のポップアートの巨匠。
MOMAのカタログの表紙もリキテンスタインの絵なほど、現代アートのアイコンです。
Girl with Ball

ロイについて詳しく書いてます。
アメコミアートのロイ・リキテンスタイン

グッゲンハイム美術館

建築家、フランク・ロイド・ライトの設計の、
カタツムリの用な螺旋状の美術館。

建物中も螺旋状になっており、
階段を使わず展示を見ながらゆっくりと上って行きます。
鑑賞し難いなど賛否もあるようですが、

個人的には道に迷うことがなく、
鑑賞しやすかった印象です。

特に、アーティストを時系列にまとめた展示は、建物の構造が効果的でした。

企画展が螺旋の部分で行われますので、
企画展をチェックして行く方が楽しめます。

5つの美術館のまとめ

ニューヨークで、
現代アートを、
美術館で楽しむならば。

メトロポリタン美術館では、
現代アートの間は分かり難いので、
きちんと地図で確認して下さい。

メトロポリタンの分館には
現代アート専門のメト・ブロイヤーが近くにあります。

この二つは現代アートだけを見るならば、
掛け持ちで行ける距離です。

そして、アメリカ限定の現代アートをじっくり鑑賞するなら、
ホイットニー美術館でした。
ハイラインと繋がっており、
美術館からの景色も最高です。

ニューヨーク近代美術館は、
現代アートを楽しめること間違いがないので、
観光で時間がなければここだけでも十分です。

グッゲンハイムは企画展に
螺旋の良い所が占領されるので、
企画展をチェックして行って下さい。

ニューヨークの現代アートの楽しみ方は、
観光できたならば、先ずは王道の美術館から。

そして、ブルックリンやギャラリー巡りもありますので、まだまだ飽きることはありません。

次の機会には、
もっともっと美術館を掘り下げて
現代アートを楽しめる記事を書きたいと思います。

ニューヨークから気まぐれにアート情報を送っています。

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