スペイン4大「サルバドール・ダリ美術館 」

今回の記事では
スペイン、カタルーニャ州にある
4種類の
「サルバドール・ダリ美術館」を紹介します。

世界最大のコレクションの
「ダリ劇場美術館」
併設の
「ダリ宝飾美術館」

ダリが生活をしていた
「ダリの家美術館」

ガラ婦人へのプレゼントだった
「ガラとダリの家美術館」

以上4種類3カ所の美術館です。

ダリが好き、シュルレアリズムが好き、
「ではない人」こそ必読。

あなたのイメージしていたダリとはちょっと違うと思いますよ。

サルバドール・ダリの全てが分る美術館

フランスとの国境に近い
スペインのカタルーニャ州、

3カ所に渡り存在する
「ダリ関連美術館」は

「ザ・ダリニアン・トライアングル」
(The Dalinian Triangle)
と言います。

40平方キロメートルに3カ所、
ダリに関連する施設が点在しています。
その3カ所を線で結ぶと奇麗な三角に。

公式サイトのプレゼンテーション動画がとても美しいです。
先ずはこのリンクから動画を見て下さい。
The DalinianTriangle

生誕と永眠の地「ダリ劇場美術館」

1905年、
スペイン、フランス国境に近い
カタルーニャ州の
「フィゲラス(Figueres)」と言う地域に
サルバドール・ダリは生まれました。

ダリ生誕の地であり、
永眠の地ともなったのが、

「ダリ劇場美術館」
Teatro-Museo Dalí

劇場の地下にダリは埋葬されています。

「劇場」はフィゲラスの市民劇場でした。

ピカソのゲルニカの元となった
「スペイン内戦」により破壊されたものを
ダリと市長により再建されたのです。

ダリにとって破壊される前の市民劇場は
子供時代初めて自分の作品が展示された
重要な思い出の場所でした。

現在の外観は、
白い卵が美しいお城。
壁の点々はパンの彫刻です。

世界最大にして多様なダリコレクション。
その中でも有名なのが、

遠くから見ると
女優「メイ・ウエスト」になる展示。
Face of Mae West Which Can Be Used as an Apartment

ダリ自身の作品だけではなく、
ダリがコレクションをした、
「エル・グレコ」や
「マルセル・デュシャン」などのコレクションも展示されています。

Marcel Duchamp’s Boîte en valise

このコレクションの中に、
デュシャンがモナリザにヒゲの落書きをした
「L.H.O.O.Q」1919年があります。

これがダリの特徴的なヒゲの
原点だったと言うことですね。

「ダリ劇場美術館」主要コレクション

ダリ劇場美術館のコレクションから
代表的な作品のリンクをします。

直に作品にリンクしていますので、
リンク先を見て楽しんで下さい。
ーーー
Port Alguer 1923
印象派的影響のあるダリの絵
ーーー
The Spectre of Sex-Appeal 1934
Port Alguer から10年経つと
ダリが出来上がっていました。
ーーー
Soft Self-Portrait with Grilled Bacon 1941
人とは魂ではなく「皮膚」だ!と言うことです。
ーーー
Galarina 1945
ダリが愛した女性「ガラ」

ラファエロが描いた「La Fornarina」から
「ガラリーナ」と語尾を変換するのが、
スペイン語圏の人っぽいです。

ーーー
Galatea of the Spheres 1952
1945年の核の投下からダリは
量子力学に魅力を見つけ、
化学や物理に影響されて行きます。
ハイゼンベルク博士が私の父だと言っています。
ーーー
Central Panel of the Wind Palace Ceiling
美術館を飾る天井画です。
ダリとガラが夢の中を散歩しています。

↓天井を見上げて下さい。(デバイスにより閲覧不可)
Visita Virtual/figueres4
ーーー
↓公式サイトの360℃バーチャルツアー(デバイスにより閲覧不可)
Virtual Tour

「ダリ宝飾美術館」

「ダリ劇場美術館」に併設されている

「ダリ宝飾美術館」
Dalí·Jewels

ダリのジュエリーコレクションは、
1999年、日本企業からダリ財団が購入し、
コレクションに加えたそうです。

これらのジュエリーは1941年から1970年に作られていました。

もちろんダリはデザインをしていただけで、
アルゼンチン出身の金/銀細工師、
カルロス・アレマニーの
ニューヨークのスタジオで作られていました。

デザインの源泉は
イタリアルネサンスの巨匠達、
ダヴィンチ、ミケランジェロ、
ラファエロなどでした。

↓コレクションの数は40だけなのでゆっくり眺めてみて下さい。
Dali Jewels/Collection

↓公式サイト動画案内
Dalí·Jewels. Virtual Tour
↑紹介動画の中のルビーで出来たモータ付きの心臓、動きがリアル。
The Royal Heart 1953

↓金のイルカと珊瑚の人魚ですが、イルカがシャチホコみたい。
Dolphins and Mermaids 1969

生活していた「サルバドール・ダリの家美術館」

1930年からポルトリガトに住むことを決め家を購入していましたが、

戦争によりアメリカへ一時避難し、
帰国後1948年から1982年まで
ダリ自身が住んでいた家です。

「サルバドール・ダリの家美術館」
Salvador Dalí House – Portlligat

1982年ガラが死去したことで、
こちらの家ではなくプボル城に住み始めました。

↓公式サイトの360℃バーチャルツアー(デバイスにより閲覧不可)
Visita virtual
室内のインテリアとしての作品が見られますが、コレクションを備えた美術館とは違います。

お城がプレゼント「ガラとダリの家美術館」

ダリが妻ガラへプレゼントした
11世紀既に存在していたとても古い城であり、ダリの最後の仕事場でした。

ガラとダリの家(プボル城)
Gala Dalí Castle Púbol

住居でしたので、
ダリの作品も落ち着きのあるものです。
Gala Dali Castle/Collection
↓360℃バーチャルツアー(デバイスにより閲覧不可)

3カ所4種類の「サルバドール・ダリ美術館」のまとめ

今回はスペイン、カタルーニャ州にある
3カ所4種類の「サルバドール・ダリ関連美術館」を紹介しました。

ダリの生誕地であり永眠している美術館、
「ダリ劇場美術館」

そこに併設している
「ダリ宝飾美術館」

ダリが生活していた
「ダリの家美術館」

ダリがガラ婦人へプレゼントした城
「ガラとダリの家美術館」

どの場所も、
たとえ「画家ダリ」が好きではなくても
歴史的な価値や観光地としての美しさがあります。

ですが、今回の記事では
現地に行かなくても楽しめる様にリンクなどを沢山付けました。

見難い見やすいなど、
もし何か意見がありましたらお聞かせ願いたいです。

スペインのもう一人の巨匠、
ピカソの美術館を追いかけると、
スペイン内でも移動が大変ですが、
ダリのファンはラッキー。
まとまっていて良いですよね。

もしこの記事を参考に旅行された方がいたら、
実際の感想を教えて下さい。

私もどっぷりダリの世界に浸ってみたい!
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