チャベスの問題とベネズエラのアート

世界にはたくさんの問題があり
それが絡み合っています。

マミーが南米にいた時は南米の夢の国。

行ってみたいと思っていた国が2つ。

「コスタリカ」と「ベネズエラ」

「コスタリカ」は軍隊を持たず、自然を大切にしたエコ大国。
ナマケモノがのんびり昼寝をするのどかな国のイメージ。

実際、行ってみて
本当に自然を大切にする教育の行き届いた良い国でした。

一方「ベネズエラ」

みんな一生懸命働かなくても石油のおかげでお金がもらえているので
治安も良いし人も良い。

そんなイメージがあったんです。

チャベス大統領

マミーが行きたいと思っていた時期の
ベネズエラ大統領は第53代、元軍人

「ウゴ・チャベス大統領」

ラテンアメリカ独立の英雄シモン・ボリバルを尊敬し
軍事独裁をしていたマルコス・ヒメネスの影響を受けていた。

社会主義者でポピュリスト。
毛沢東がやってきたことに似ていますね。

シモン・ボリバルを尊敬するがあまり、
国名を「ベネズエラ共和国」から
「ベネズエラ・ボリバル共和国」に変えてしまったり。

ちなみに、通貨も「ボリバル」。

大統領権限の強化、反米、民間会社を国有化、為替統制、貧困層からの大きな指示。
もう日本は歴史から学習済みのことをまだやっていたのです。

富裕層からは嫌われ、クーデター等も起こりましたが、
2013年3月5日、癌により病死。

最初このニュースを聞いたときは、ついにCIAが…
と思いましたが、現在の混乱を考えるととんでもないですね。

「ベネズエラ」は石油埋蔵量が
石油と言えばの「サウジアラビア」より多いんです。

その資源を背景に
貧困層を主な支持者としたチャベス大統領は
思索のないベーシックインカムをばら撒いたそうです。

この時、お金を直接ばら撒くのではなく、
教育や、職業訓練にお金をかけていれば良かったのに。
これが独裁者には出てこないんですよね。
邪魔になりますもんね。

もちろん悪ばかりではなく、
どうしても北米に良いようにされてしまう
中南米の政治的経済的な引き上げには期待があったんです。

チャベスの後

チャベス没後大統領になったのが
チャベスの側近であった、

「ニコラス・マドゥロ」

チャベスの主義思想は引き継ぐものの、
決定的にカリスマがない所が
チャベスとの大きな違いらしいです。

たちが悪いのは、カリスマがない分
特権を行使することに力を発揮したことの様です。

現在のインフレや治安の悪化のスタートは
大統領交代のみならず、
石油価格の下落も大きな原因でした。

その没落の象徴が首都カラカスにある高層ビル

「ディヴィッド・タワー」

1990年に起工。94年に工事中断。
近代的オフィスビルが建つ予定が
いつまでたっても工事再開がされず、

徐々に貧しい人達により占拠をされ、
現在では香港にあった九龍城の様なスラムとなった様です。

この高層ビルの報道をみて思い出したんです。

「ベネズエラ」って、そう言えば行きたかった
夢の南米の国の一つだったのに…と。

何が起こっているのか?

石油を中心とした経済の破綻により

失業率が上がる。

物価が上がりインフレ。

石油依存しすぎ、国内の農業が整っていなかったため
全ては海外から調達しなくてはならなくなったけど、

お金が無くて調達出来ない。

食べ物や生活必需品が国内に入ってこない。
もちろん医療品、器具も入ってこないので病院が機能しない。

物がないから犯罪率も上がる。

移民増加。

日本の国土の2倍上に日本の人口の三分の一の人口なので

もし、自給自足に切り替えられれば
なんとかやって行けた気候と土壌であると思いますが、
チャベス政権下で勤勉に働くことを学べなかった国民は逃げるしかないのです。
チャベスの大きな功罪ですね。

ここから押し出されるように南米の移民が増え、
結局アメリカへ押し出されているのかもしれません。

メキシコだけが問題なのではないでしょう。

独裁の色を強めているマドゥロ政権。
アメリカはチャベスの頃から経済制裁を続けています。
ですが、国の戦いの犠牲者はいつも一般人です。

さらに、この泥沼のベネズエラを中国は助け続けているのです。
ここがこの酷い状態を延命させている原因の様な気がします。

しかし、世界一の石油埋蔵量のベネズエラ。
2017年、天然資源を裏付けに

世界初の国家が発行するの仮想通貨
「ペトロ」ができました。

独裁政権下であることが気になりますが、
現在の人権に関わる酷い状況からは少しでも安定して欲しいです。

観光地ベネズエラ

テーブルマウンテンと呼ばれる
あのギアナ高地がベネズエラからも行けます。

ギアナ高地は
コロンビア、ベネズエラ、ガイアナ、スリナム、フランス領ギアナ、ブラジル
の6ヶ国にまたがり広がる高地です。

ギアナ高地の岩石は20億年前の先カンブリア紀に堆積し、
6億年前から移動していないと言われ、
テーブルマウンテンの上は独自の生態系が保たれいるのだそうです。

そしてそのテーブルマウンテンから流れるのが
世界最大落差979mの「エンジェルフォール」です。

こんなに魅力的な観光地を持つ
「ベネズエラ・ボリバル共和国」ですが、
前述の様な危険な状態。

観光客(外国人)はドルを持っているので狙われやすい様です。
車は赤信号で停まると泥棒が寄って来るので信号無視をする治安。
決して好奇心だけで行動しないようにして下さいね。

ーーーーー
サイト内関連リンク
アルゼンチン観光して欲しい!
パラグアイは日本の裏。
感動のウミガメの産卵 in コスタリカ

ニューヨークから気まぐれにアート情報を送っています。

Subscribe

* indicates required



ラインからもお送りします。

ーーーーー




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA